サン・カルロ教会 (レジデンツァ・デ・エポカ)

お客様の挙式体験レポート

2013年09月04日 M.I.様・M.様

【結婚式前日】
ローマを出発し、キウージの駅でガイドさんと待ち合わせをし世界遺産のオルチャ渓谷、シエナ、ピエンツァの街並みを楽しみました。シエナで食べた、ポルチーニ茸のクリームパスタの味は今でも忘れません。乾燥ポルチーニ茸を大量に買い込み、その良い香りで食事の余韻を感じつついよいよレジデンツァ・デ・エポカへ向かいました。車の中からきれいな糸杉並木を眺めつつ、葡萄畑を抜けると到着です。
部屋の様子は、赤と黒を基調としたとても重厚感のある部屋で落ち着く事が出来ました。荷物をほどき暫くすると式場の下見と簡単な段取りの説明を聞きます。当日の誓いの言葉や式の流れが書いてある紙をもらいました。いよいよなんだなと実感が湧いた瞬間でした。堅苦しい事は全くなく、当日も紙を見ながらで良いとの事で、私達は台詞の暗記はしませんでした。その後、日本から持ってきたウエディングドレスとタキシードのプレスをお願いし、ジャグジーやプールで一通り遊んだ後は、併設されているレストランでゆったりとディナーをしオリジナルで作っているという赤ワインを頂きほろ酔いの中で眠りにつきました。

【結婚式当日】
遠くから聞こえる動物の鳴き声を目覚ましに、起床しました。天気が良く、テラスでゆったりと朝食を頂きました。これからドレスを着ると思うと食欲をセーブしなければならず、せっかくの生ハムやパンをなくなく諦め部屋に戻りました。9:00から支度開始だったため、部屋の片付けなどしているとメイクさんやカメラマンさん、コーディネーターの山下さんが到着し、いよいよ準備開始です。何より1番こだわったブーケがどんなものになっているかが気になっていましたが、手渡されたブーケはフランスから特別に仕入れて頂いたバラと全体の配色がイメージ通りで一気にテンションが上がりました。メイクさんとの会話も楽しく、自分の意見も取り入れてくださり安心してお願い出来ました。
11:30ごろ支度が終わり、メイクが崩れる前に写真撮影が行われます。途中、宿泊している外国人ご夫婦に温かい祝福を受けつつ30分程度で撮影終了。到着した神父様に挨拶をし準備が整ったところで結婚式が始まります。
挙式を行ったサン・カルロ教会は、シックなレンガの外観ですが中に入ると眩しいくらいの白い壁と赤い椅子がとても印象的です。リハーサルをみっちり行った作りこまれたような挙式ではなく、私たちの為だけの特別感のある心地の良い式だったとおもいます。挙式の後のカクテルパーティでは、直接神父様から私たちに向けて祝福の言葉を頂戴し本当に感動しました。パーティ、ケーキカットと写真撮影で結婚式は終了となります。
私たちの楽しみはここで終わりませんでした。式に関わって下さった皆さんを見送った後、2人だけの写真撮影会を満足のいくまで行いました。プロのカメラマンさんの前では引きつった顔しか出来なかった主人の安堵の表情などが撮れました。結婚式は2人だけでしたので、日本の家族や友人に速報を伝えられたのは良かったと思います。
部屋に戻り、満足するまでドレスを味わい着替えをした後は少し休む時間がありました。
19:30からメモリアルディナーがあり、お気に入りのブーケを手にレストランにむかいました。特別な食事と、白ワイン、それに加えて程よい疲れにまたほろ酔いとなり、結婚式の1日は無事に終わりました。

【結婚式翌日】
レジデンツァ・デ・エポカを離れる日、オリジナルのワインをお土産にしたく購入しました。前日に山下さんが丁寧に説明をしてくださり、ワインと使わなくなった旅の荷物を一緒に日本に送ることができてとてもよかったです。
夫婦揃ってもう一度宿泊しに来ることを願い、フィレンツェに向けて出発しました。

最後に…
EVCでは、ハネムーンの手配も満足いくまで相談に乗って頂きました。お陰様で全ての想いが叶ったハネムーンとなりました。友人達も、一味違った私達の挙式に驚いていました。本当に、最高の10日間をありがとうございました。